中古住宅購入とリフォームをしたい|住宅ローン契約で注意したいポイント
中古住宅購入とリフォームをしたい|住宅ローン契約で注意したいポイント
新築一戸建てよりは購入費用が抑えられやすいのが中古住宅です。内装がすでにリノベーション済の物件もありますが、中古住宅を購入後に自分が納得できるよう改修する方法も。
この記事では、中古住宅の購入とリフォームを同時に行いたいときの住宅ローンの注意点についてご紹介します。
住宅ローンの種類
購入とリフォームを行う場合、ローンの組み方は2つあります。 住宅ローン+リフォームローン
リフォーム一体型住宅ローン
どちらもリフォーム費用もローンで賄いますが、それぞれのメリットとデメリットを知っておきましょう。
メリット デメリット
リフォームローン 担保不要 借入額が少ない
金利が高い
短期間での返済
リフォーム一体型
住宅ローン 借入額が多い
金利がリフォームローンに比べて低い 審査に時間がかかる
リフォーム一体型住宅ローンとして挙げられるのが、フラット35(リフォーム一体型)やフラット35(リノベ)。
フラット35(リフォーム一体型)は、申し込みが2020年12月末までとなっています。
気になるローンがあれば、申し込み期限に注意して比較してくださいね。
物件購入から融資までの流れ
売買契約から融資までのスケジュールをチェックしましょう。<中古物件購入+リフォームのスケジュール>
売買契約、住宅ローンの申し込み
購入費用の残金の精算
引き渡し
リフォーム工事
リフォーム代支払い
購入費用の残金支払いとリフォーム代の支払いと2回にわたって、お金が必要になる時期がありますね。
ほとんどのリフォーム一体型の住宅ローンでは、融資が実行されるのはリフォーム代を支払うタイミング。
そのため、リフォーム一体型住宅ローンの契約をするなら、「つなぎ融資」もセットで考えます。
つなぎ融資とは
住宅ローンの融資実行までに支払わなくてはいけないお金に対応するためのローンです。取り扱っていない金融機関もあるので、注意しましょう。
つなぎ融資の契約にも手数料や印紙代が発生します。
つなぎ融資を利用したリフォーム一体型住宅ローンと住宅ローンに追加してリフォームのためのローンを組むか、どちらが無理のない返済ができるのかはシュミレーションして検討してくださいね。
まとめ
新築戸建ては内装がすでに決まっているため、理想通りの物件に出会うのには時間がかかってしまいがちです。中古物件なら購入後に、自分が思い描いているようにリフォームできます。
リフォームローンは金利が高めで借入額が少ない
リフォーム一体型住宅ローンは借入額が多い
リフォーム一体型住宅ローンの契約をするなら、つなぎ融資も検討する
リフォームの必要な資金を踏まえた上で、どのようなローンを組むのか検討してみましょう。
新築住宅を安く買う方法