住宅ローンの契約日は融資実行日でなはい?|融資されるまでのスケジュール
住宅ローンの契約日は融資実行日でなはい?|融資されるまでのスケジュール
数千万円のお金を金融機関から借りる契約である住宅ローン。住宅ローンの契約をしたと言っても、融資がすぐには実施されません。
融資を受けるまでのスケジュールも把握しておきましょう。
融資実行日とは
住宅ローンの契約をした日は、あくまでも「契約日」。指定した口座に入金される日が「融資実行日」です。
土地や建物を担保として金融機関がお金を貸し出すため、物件引き渡し当日に融資実行日が設定される場合がほとんどです。
また、融資実行日の金利が住宅ローン金利としている金融機関が多くあります。
住宅ローン契約を4月に行い、融資が5月の場合は5月時点での金利が適用されるので注意しましょう。
住宅ローン契約から融資までのスケジュール
融資が実行されるまでのおおまかな流れをご紹介します。<物件探しから融資実行までのスケジュール>
物件探し
金融機関探し
金融機関の事前審査
売買契約
住宅ローンの本審査
住宅ローン契約
物件引き渡しと融資実行
物件探しと並行して住宅ローンについても動かなくてはいけませんね。
審査 審査期間 審査内容
事前審査 3日〜1週間 年収や勤続年数など
返済能力を確認
本審査 10日〜3週間 事前審査以上に細かくチェック
事前審査から本審査の結果が出るまでの期間に余裕を持って、物件の引き渡しまでのスケジュールを立てておくのがおすすめです。
住宅ローン契約前に確認しておきたいポイント
引き渡し日には、物件の購入費用を売主に支払わなくてはいけません。審査には時間がかかるため、万が一引き渡し日に融資が間に合わないとなってしまっては困るもの。
そのため、融資実行日が物件引き渡し日と同じ日になるのかをチェックすることが大切です。
また、審査には様々な書類が必要になります。
源泉徴収票や身分証明書などを確認して前もって準備しておくと、申し込みがスムーズにできますね。
まとめ
住宅ローンを契約したら、その日が融資実行日だと考えてしまいがちです。通常は、物件の引き渡し日と融資実行日が同じ日になるように設定されます。
口座に入金がある日が融資実行日
融資のための審査には1カ月程度かかる
引き渡し日と融資実行日が揃えられるのかを確認する
物件探しと金融機関を並行して探さなくてはいけなかったり住宅ローン契約前に審査があったりと大変ですが、マイホームを手に入れるために乗り越えましょう。
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