住宅ローンの資金計画の立て方|事前準備をしてから計画しよう
住宅ローンの資金計画の立て方|事前準備をしてから計画しよう
不動産購入に必要な住宅ローンを借りるには、資金計画を立てることが大切です。この記事では、資金計画を立てる準備として何をすればよいのかをご紹介します。
資金計画とは
資金計画とは、不動産購入に必要なお金を借りて返済が終わるまでの期間についてのお金の流れを指します。いくらぐらいの家を買うのかといった予算を決めるだけが資金計画ではありません。
購入前や購入後に家に必要なお金の他に、生活でかかる費用を見込んだ計画を立てます。
お金の流れを長期間に渡って計画するため、さっと決めてしまわずに時間をかけて考えましょう。
資金計画を立てるための準備
資金計画を立てるための準備として、次のことを把握します。<把握しておくこと>
毎月の収支
貯金額
今後のイベント
毎月の収支や貯金額を知っていなければ、まず購入のための予算が決められませんよね。また、今後のイベントを把握するようにしましょう。
例えば、車購入時期や子供の入学卒業、児童手当の金額変更や終了のタイミングなど。
今の収支だけでなく将来のイベントを合わせて知ることで、お金の流れがわかりやすくなります。
資金計画を立てる
今後のお金の流れを把握した後に、資金計画を立てます。計画を立てるのに必要なポイントは返済額、金利タイプ、返済期間、購入諸経費の4つです。
毎月の返済額を決める
現在の収支や将来に必要なお金を把握した後に、毎月の返済額を決めます。今の収入でいくらまでの返済額が可能か、万が一収入が減ってしまってもいくらなら返済ができるのかといったことをシュミレーションしましょう。
金利タイプを決める
毎月の返済額が同じでも金利タイプによって借入額に差が出ます。変動型金利は金利が安いため、多く借入ができますが将来に金利が上がるリスクがあります。
どのタイプの金利でもメリットとデメリットがあるので、慎重に選択してくださいね。
返済期間を決める
住宅ローンの返済期間を決めます。そのためには、何歳で定年を迎えるのかが目安に。
定年後は現在よりも安定した収入が得られにくいので、定年になる前に住宅ローンの支払いを終えたいものです。
ただし、返済期間が短いと毎月の返済額が高くなりがちなので、無理のない返済ができるのかチェックしましょう。
購入諸経費を把握する
購入のための諸経費は現金で支払います。新築か中古、一戸建てかマンションかによって、支払う金額が変わりますが、物件価格の3〜10%は必要に。
頭金や諸経費、引っ越しにかかる費用など現金が必要な支払いに対応できるだけの貯金を手元に残してくださいね。
まとめ
不動産の購入は、金額が大きいため資金計画がとても大切です。 資金計画は不動産購入だけではなく、今後の生活に関わるお金も含めた計画のこと
現在の収支の他に、将来に発生するイベントも把握する
返済額、金利タイプ、返済期間、購入諸経費の4つのポイントから資金計画をたてる
毎月の返済で家計を圧迫しないために、しっかり計画を立てましょう。
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